*競売ドキュメント 俺は務所帰りや。お前か!この家を落札したのは?6


「評価書」


評価人(不動産鑑定士)による土地建物の評価書である。
評価の条件、評価額算出の過程を述べている。

「競売を前提とした各対象物件の適正価格の評定」という項目で次のとおり述べている。

一般市場における概ね価格水準を求めた。

次に競売市場が持つ前記「一般的な特殊性」及び「当該物件固有の種別、総額、利用状況等」を考慮した市場修正率を、−45%と判定した。

かつ物件2(建物)については、前述のとおりの占有者がいるので、その契約内容及び占有状態等の事情を考慮し13%の減価を行い、各対象物件の評価額をそれぞれ次のとおり評定した。

土地については45%引きの評価額、建物については45%+13%=58%引きの評価額、合計として売却基準価額の325万円を算出している。


山田は、この評価書を読んで、安いと思った。次は法務局と市町村役場の調査だと思った。

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解説

こんな評価書を読むと、貸家として使用するわけだから、明渡しの手続き、費用が不要である。誰でも安いと思うだろう。

ここが注意すべきところである。競落した時点で占有者が借家人ではなく別人が占拠していたらどうなるか。強制執行の手続き、費用が必要になってくるのである。
こんなことも考慮していかなければなりません。           (続)




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