*競売ドキュメント 俺は務所帰りや。お前か!この家を落札したのは?5

「現況調査報告書」

調査結果を詳しく書いてある。特に「執行官の意見等」では、土地建物の状況で登記簿面積(公簿)と比べ、概測1坪ほど少ない。

占有状況・・・玄関には○○の表札がかかっており、○○が家族とともに居住して、住居として占有使用しているものと認められる。

執行官の意見・・・評価人の調査では、東側道路は、位置指定道路であるとのことであった。

関係人の陳述

居住者○○○○の陳述要旨・・・夫婦と子供3人が居住している。ほかに居住者はいない。本件土地建物について、何人との間にも貸借関係はありません。
建物横のカーポートは賃借した当時からあったものです。

1階和室は雨漏りがします。(写真15)浴室入口の床の木が湿気で一部腐食しております。(写真25)

法務局調査資料
公図写し(台帳付属地図)地積測量図、建物図面添付

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解説

公簿比1坪ほど少ないというのはさほど問題ではない。

カーポート(未登記)については簡易なもので建物登記できない程度のもの。これも問題外。小さな組み立て式物置でコンクリートブロックの上に乗せてあるもの等も問題外である。

ここで注意しなければならないのは、土地に定着している建物(しっかりしたコンクリートの基礎にアンカーボルト等で固定されている建物)で、勉強部屋等の建物である。競売される建物の付属建物として登記されていない場合(未登記の建物)は注意する必要がある。

第三者の権利(地上権、賃借権)等が絡んできて、競売が完了したのに、その建物について裁判しなければならない事態を招く恐れがある。

雨漏りについては、その後屋根の修理をしたのではないかと考えられる。腐食については修理する必要がある。どちらにしても費用はあまりかからないものと考えられる。

次はいよいよ評価書である。 (続)



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